今のウェブ制作はスマホへの対応が必須
これからウェブ制作を行うのであれば必ずやっておきたいことがあります。それは、スマートフォンへの対応です。スマホへの対応とは具体的にどのようなことかというと、スマホの画面に合わせた表示にするというものです。たとえば、20年ぐらい前に作られて放置されている古いサイトをスマホで読み込んだ場合、文字がものすごく小さく表示されるでしょう。スマホの解像度はPCモニターとあまり変わりませんが、画面はPCモニターの大きさに比べるとずっと小さいため、そのようなことになってしまうのです。
デバイスの解像度を取得してCSSでデザインを切り替える
スマホ対応の仕方ですが、まず、HTMLに「デバイス(スマホやPCなどの端末)の横幅を取得する」という意味の宣言を記載します。この宣言を書くことにより、スマホとPCで別々のデザインにすることが容易になります。というのは、スタイルシートにはサイトにアクセスしてきたデバイスの解像度によって適用するデザインを変えられるという仕組みが備わっているからです。スマホとPCで文字の大きさを変えたり、スマホだけ特定のボタンなどを表示して、パソコンからのアクセスであれば表示させないといったこともできます。
モバイル端末専用のサイトを別に作るやり方は古い
10年以上前にウェブ制作をやったことがあるという人であれば、PC向けのサイトとモバイル向けのサイトは別々に作るというやり方をしていたかもしれません。しかし、この方法は現在ではあまり使われていません。というのは、サイトを二つ運用することでメンテナンスが大変になるからです。HTMLは共通にして、CSSでPCとスマホのデザインを分けるのはレスポンシブと呼ばれますが、今はこのやり方が主流です。
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